スレート棟板金の 交換について
2021年08月17日
スレート棟板金の 交換について 今日はお伝えしたいと思います
スレート屋根で もっとも最初に痛む箇所は スレート棟板金です
なぜならば 板金の下地に 木を使っている為です。
台風などの強風によって スレート棟板金が飛ばされたという事例は 数多くあり
スレート屋根の ほとんどは この棟板金による 被害となります
ですので 屋根の塗装のみを行う際にも スレート棟板金の交換はおすすめです
なぜならば 塗装用に足場がかかったときに同時に行うことが望ましいからです
それでは既存のスレート棟板金を外してみましょう
このような状態になっています
スレート棟板金を外した後に綺麗に掃除をします
もともとあった釘穴などはシリコンなので 塞ぎます
新しく下地木を打ち付けます
ここで 樹脂木の方がいいのではないかという声も聞こえてきそうですが
樹脂木 万能ではなく 歴史も浅いため 棟の下地に使うのはいかがなものかと考えております
今回はお客様の要望もあり木製を使います
全ての 棟下地を打ち付けた後に 次は棟板金を取り付けます
今の棟板金と 30年前の棟板金 パッと見は一緒ですが
30年前のものは カラー鉄板と呼ばれていて
現在の ガルバリウム鋼鈑とは大きく違いますジョイント部分などにもきちんとボンド付けをして
完成です。
成田
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