2021年09月15日
瓦屋根の注意点
瓦屋根は 一生モノと 考えている方は多いと思います
何度も お伝えしていますが それは 定期的なメンテナンスをしていた場合です
では今日は瓦屋根のどこが 劣化しやすいか をご説明したいと思います
まず 最も大切な 防水シートです
この防水シートの劣化は 雨漏りにつながります
30年以上前の住宅だと トントンと呼ばれる
杉の皮でできた防水シートが使われていました可能性が高いです
このトントン、一長一短あり 劣化すると パリパリと割れてしまい
雨水を防ぐことができなくなってしまいます
ですので 30年前後で防水シートの交換が必要になってきます
もう1つ 劣化しやすい箇所は 本谷 と呼ばれる 板金部分です
特に 銅でできた 本谷は 腐食して穴があいたり しやすいので注意が必要です
今回のように トントンで 銅の本谷がある場合は
本谷に穴が開いてしまうと 雨漏りにつながる可能性がとても高くなります
本谷の状態は 2階の サッシからも見えると思います
もし不安であれば その本谷の状態を写真に撮影して 屋根屋さんに聞いてみるものもいいと思います。