2021年09月24日
横暖ルーフSのカバー工法の 現場が始まりました
カバー工法とは 既存の スレート屋根の上に
もう一度ルーフィング(防水シート)を張り
さらにその上に 屋根材を施工して行きます
メリットとしては 剥がす費用が 無いことと はがした材料を捨てる費用が無いことです
特に 20年以上前の スレート屋根の場合 既存の 屋根材に アスベストが入っている可能性が高く
その場合は 廃棄するにもとてもお金がかかります
また 工事の際にも 近隣への配慮の必要などもあり
隣接した 住宅街においては 葺き替えが難しくなる要因でもあります
ただ もし下地が傷んでいる場合 などは カバーでは対応しづらく
その時は葺き替えをして 下地の補強などうする必要があります
またカバー工法においても
もし既存に 換気棟が無かった場合は追加で取り付けることも可能です
スリット部分が換気する箇所です
最大のメリットは 費用を抑えて 仕上がりは新築の新築屋根のような状態になることです
今回は 防水シートは田島ルーフィングのタディスセルフカバーを使用しました
※屋根専門でない業者の場合、安いルーフィングを使います
なぜなら工事完了後に見えなくなるからです。
屋根材は横暖ルーフSで仕上げています
横暖ルーフは 1m²あたり の重さが 5.5キロと 非常に軽量な屋根材です
重さによる 建物の負担を気にされている方には とてもオススメな屋根材となっています
また 金属屋根材の デメリットでもある 断熱性が薄い部分や
雨音の問題なども 断熱材の 取り付けにより かなり軽減されています