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天窓(トップライト)を塞ぐ方法もある?
天窓撤去 そのメリット・デメリットやその費用について

天窓(トップライト)を塞ぐ方法もある?

メリット・デメリットやその費用について

住宅によっては、天窓(トップライト)が設置されているケースがあります。
リフォーム・リノベーションで天窓(トップライト)を塞ぎたいと考えている方もいるのではないでしょうか?
納得のいくリフォームを行う際、天窓(トップライト)を残すかどうかもひとつのポイントになってきます。

成田 崇
成田 崇
天窓(トップライト)から雨漏りしているお宅は必見です

今回は天窓を塞ぐ方法について解説します。

天窓(トップライト)を塞ぐメリット・デメリットに加え、リフォームの費用についても触れていくので、気になる方は参考にしてください。

天窓(トップライト)を塞ぐ方法

天窓(トップライト)を塞ぐ方法は以下の通り。

既存天窓(トップライト)を外す

開口部をベニヤなどで塞ぐ

ルーフィング(防水シート)で完全に防水

新規屋根材で屋根施工

 

 

成田 崇
成田 崇
屋根のカバー工法または屋根の葺き替え工法と同時にやるのが最もおすすめです

天窓(トップライト)塞ぐ方法によって、費用が変わってくるので注意したいところ。


仕上がりと予算を加味し、自分に合った方法で天窓(トップライト)を塞いでください。

天窓(トップライト)を塞ぐ必要があるケース

天窓(トップライト)を塞ぐ必要があるケースは一体何か気になっている方もいるのではないでしょうか?
主な理由は以下の2つ。

・耐用年数が近づいている
・雨漏りが発生している

天窓(トップライト)の耐用年数が近づくにつれ、

雨漏りや破損などのトラブルが発生しやすくなります。

成田 崇
成田 崇
ほとんど使っていない部屋に天窓(トップライト)が付いている場合は撤去がおすすめです


被害が大きくなる前に天窓(トップライト)を塞ぐか交換するかの判断が求められます。
天窓(トップライト)の耐用年数は約25~30年。
周辺環境や災害の有無などにより、想像より早い段階で交換するケースも存在します。

天窓(トップライト)を塞ぐのにかかる費用

天窓(トップライト)を塞ぐのに安くても約10万円の費用がかかります。
サイズや破損状況などにより、費用が変わってくるので注意してください。
工事の内容によっては、20万円以上かかってきます。

天窓(トップライト)を塞ぐメリット

天窓(トップライト)を塞ぐ主なメリットは以下の通り。

・天窓(トップライト)からの雨漏りのリスクを抑えられる
・天窓(トップライト)メンテナンスする手間が省ける
・天窓(トップライト)からの暑さや寒さを感じにくくなる
・天窓(トップライト)からの雨音が響きにくくなる

 

成田 崇
成田 崇
最大のメリットは「メンテナンス不要」だと思います

これから、天窓(トップライト)を塞ぐかどうか悩んでいる方のために各メリットについて解説します。
気になる方は参考にしてください。

天窓(トップライト)からの雨漏りのリスクを抑えられる

屋根に穴が開いていると、どうしても雨漏りのリスクが発生します。
雨水や紫外線などにより、天窓(トップライト)回りの部材が劣化していきます。
天窓(トップライト)を塞ぐことで雨水が入り込むのを防止し、

天窓(トップライト)からの雨漏りのリスクを最小限にできるのがメリット。

天窓(トップライト)をメンテナンスする手間が省ける

天窓(トップライト)を手入れするのに悩まされている方も多いのではないでしょうか?
塞ぐことにより、掃除する手間を省くことができます。
また、高所での作業を行う頻度が減ることで転倒などのリスクも減らせます。

天窓(トップライト)からの暑さや寒さを感じにくくなる

天窓(トップライト)付近は暑さや寒さを感じやすいです。
塞ぐことで暑さや寒さに悩まされにくくなります。

ブラインドや紫外線などをカットする窓ガラスで暑さや寒さ対策を行うことも可能。
雨漏りのリスクや掃除の手間を加味した上で、

ブラインドや紫外線などをカットする窓ガラスで対応するかどうか判断してください。

天窓(トップライト)からの雨音が響きにくくなる

天窓(トップライト)に雨が当たらなくなるため、

雨音が響きにくくなるのもメリット。
雨音が気になって、仕事や勉強などに集中できないと感じた際は塞ぐのもひとつの選択肢です。

天窓を塞ぐデメリット

天窓(トップライト)を塞ぐのはメリットだけでなく、デメリットも同時に発生します。
デメリットを踏まえた上で塞ぐかどうか判断したいところ。
主なデメリットは以下の通りです。

成田 崇
成田 崇
個人的には天窓(トップライト)が大好きなのでデメリットの方が多いです

・採光性が下がる
・通気性が下がる
・星空などを楽しめなくなる

ここでは、各デメリットについて触れていきます。

採光性が下がる

天窓(トップライト)を塞ぐことで採光性が下がってしまう点に注意してください。
日光を取り入れて、コンディションを整えている方もいるのではないでしょうか?
どこで日光を取り入れるかどうかも一度検討したいところ。

通気性が下がる

天窓(トップライト)が開閉式の場合、換気することができます。
ですが、塞ぐことで通気性がどうしても下がってしまいます。
断熱性や通気性を加味した上で塞ぐかどうか判断してください。

星空などを楽しめなくなる

天窓(トップライト)を塞ぐと、星空などを楽しめなくなるのもデメリット。
景観を楽しみたいかどうかも塞ぐかどうかの判断基準に挙げられます。

どのタイミングで天窓を塞ぐのがおすすめなのか

天窓(トップライト)を塞ぐなら、足場を用いる屋根工事の時がおすすめです。

成田 崇
成田 崇
屋根工事や外壁工事などで足場のある時が最適期ですよ

屋根工事の際に塞いでしまえば、手間が省けます。
同時に行うことで費用も抑えられます。

天窓(トップライト)を塞ぎたい場合は業者に相談するのが大事

天窓(トップライト)に限らず、住宅に関する悩みがある際は業者に相談してください。
分からないことをそのままにしておくと、後で後悔するかもしれません。
トラブルを避けるためにも、信頼できる業者を見つけましょう。

施工事例や保証内容、施工エリアなどを細かくチェックし、依頼するかどうか判断することが求められます。

まとめ

天窓(トップライト)を塞ぐことは可能です。
塞ぎ方により、費用が変わってくるので、どの位の予算があるかチェックしたいところ。
業者に相談し、自分に合った資金計画を立てましょう。

天窓(トップライト)を塞ぐことでメリットだけでなく、デメリットも発生します。
メリット・デメリットを踏まえた上で塞ぐかどうかの判断を決定してください。

 

天窓(トップライト)の交換や修理ご相談はこちらまで

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇天窓の専門店の天窓(トップライト)工事施工得意エリア

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