天窓(トップライト)のプロが教える 天窓(トップライト)は暑い?は本当ですか?!
2023年02月28日
天窓(トップライト)は暑い?は本当ですか?!
住宅の間取りや外観により、住み心地が変わってきます。
人によっては天窓(トップライト)を付ける方と付けない方がいます。
新築住宅の施工またリフォーム・リノベーションで
天窓(トップライト)を取り付けるかどうか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
人によっては、天窓(トップライト)を取り付けると、
暑くなるのではないかと感じている方もいるかもしれません。
今回は、天窓(トップライト)を取り付けると、暑くなるのかどうかの疑問に答えます。
天窓(トップライト)に遮熱ガラスを使えば暑くなりにくい
現在、多くの天窓(トップライト)に遮熱ガラスが使われています。
遮熱ガラスとは、太陽の熱を反射・吸収するガラス。
室内の温度が一定に保たれているため、
天窓(トップライト)は夏場でも暑くなりにくいです。
場所や天候、人によっては、天窓(トップライト)が暑いと感じるかもしれません。
暑いと感じるかどうかには、個人差があります。
天窓(トップライト)による暑さを軽減するための工夫
天窓(トップライト)による暑さをどうしても
軽減したいと感じている方も多いのではないでしょうか?
暑さや寒さにより、住み心地がどうしても変わってきます。
自分や家族が快適なのかどうか把握し、
天窓(トップライト)暑さを軽減する工夫が必要かどうか判断してください。
天窓(トップライト)暑さを軽減する主な工夫は以下の通りです。
・遮光アイテム
・ガラスフィルム
・新しい天窓(トップライト)に交換
工夫次第で天窓(トップライト)暑さを軽減することができます。
ここでは、各工夫について触れていくので、
これから暑さ対策を行う方は一度参考にしてください。
遮光アイテム
暑さを和らげるためにいかに日差しを遮るかが重要になってきます。
天窓に遮光アイテムを用いて暑さ対策を行ってはいかがでしょうか?
遮光アイテムとして、以下の物が挙げられます。
・遮光カーテン
・ロールスクリーン
・ブラインド
暑さ対策を行う際、遮光アイテムの色も意識したいところ。
色によって遮光性が変わります。
色が濃ければ濃い程、遮光性に優れています。
ガラスフィルム
ガラスフィルムを天窓(トップライト)に貼り、暑さを軽減するのも対策の一環。
熱だけでなく、紫外線を遮断できるのもポイントです。
通販サイトでもガラスフィルムが販売されているので、
気になる方は一度チェックすることをおすすめします。
新しい天窓(トップライト)に交換
天窓(トップライト)に用いられているガラスが遮熱ガラスでない場合、
新しい天窓(トップライト)に交換するかどうか一度検討してはいかがでしょうか?
交換する場合、十分な費用が必要になるので、
予算の準備をできる限り早めに行うことが大切です。
天窓(トップライト)の遮熱ガラス以外に熱さを軽減する工夫
天窓(トップライト)の遮熱ガラス以外に暑さを軽減するための工夫が存在します。
断熱材と熱反射シートを用いるのも暑さを和らげる方法のひとつです。
その他にも、輻射式冷暖房パネルで室内の温度を安定させるのも暑さ対策に挙げられます。
設置するのにまとまった費用がかかるため、
新築住宅の施工またはリフォーム・リノベーションを予定している方は注意してください。
天窓(トップライト)を設置するメリット
天窓(トップライト)を設置する際、
一体どのようなメリットがあるか押さえておきたいところ。
メリットを踏まえた上で設置するかどうか決定してください。
ここでは、天窓(トップライト)のメリットについて解説します。
採光性の向上
天窓(トップライト)を設置することにより、採光性が向上。
室内を明るくしたいと感じている方は天窓(トップライト)の設置を検討しましょう。
体内時計を整える機会が作れる
太陽の光を浴び、体内時計を整える機会を作れるのもメリットです。
生活リズムを整えるために日光浴が欠かせない方も多いのではないでしょうか?
立地によっては、太陽の光を取り込みにくい可能性も存在します。
日光浴が行いにくいと感じた際は、
天窓(トップライト)を設置するかどうか一度検討したいところ。
開放感が得られる
天窓(トップライト)を設置することにより、
開放感が得られるのもメリットです。
夜になると、天窓(トップライト)から星空を楽しむことができます。
家族で素敵な夜景を楽しみたい方は設置するかどうか
一度話し合ってみてはいかがでしょうか?
家具を置きやすくなる
天窓(トップライト)を設置すると、
壁に取り付ける窓の枚数を減らせます。
それにより、家具を配置しやすくなるのがメリット。
暑さ以外の注意点
天窓(トップライト)を設置する際、
暑さ以外に意識しないといけない部分があるのか気になっている方も多いのではないでしょうか?
長期に渡って住み続けるなら、暑さ以外の注意点にも目を向けたいところ。
主な注意点は以下の通りです。
・天窓(トップライト)の掃除の手間がかかる
・天窓(トップライト)からの雨漏りの恐れがある
ここでは、暑さ以外の注意点について説明します。
天窓(トップライト)掃除の手間がかかる
天窓(トップライト)は高い位置に設置する関係上、
どうしても掃除するのに手間がかかってしまいます。
高所での作業を行い、
ケガをするのが心配だと感じている方は業者に掃除を依頼するのも選択肢のひとつです。
天窓(トップライト)から雨漏りの恐れがある
天窓(トップライト)に用いるゴムパッキンなどが劣化してしまうと、
天窓(トップライト)から雨漏りのリスクが高くなってしまいます。
天窓(トップライト)からの雨漏りを放置し続けると、
住宅が倒壊・崩壊するなど、取り返しのつかない事態に発展する可能性がある点に注意したいところ。
天窓(トップライト)を設置する際は、
普段から天窓(トップライト)から雨漏りが起きていないか住宅の状態に関心を持つことが大切です。
天窓(トップライト)に関する悩みを業者に相談するのがおすすめ
新築住宅の施工またはリフォーム・リノベーションで天窓(トップライト)の設置を予定している方は業者に一度相談してはいかがでしょうか?
間取りや外観などについて的確な天窓(トップライト)設置のアドバイスが頂けるかもしれません。
依頼するかどうか判断する際、天窓(トップライト)の設置に関する実績を一度チェックしましょう。
まとめ
遮熱ガラスを用いれば、天窓(トップライト)による暑さを軽減することが可能。
立地やその日の天候によっては暑いと感じるかもしれない点に注意してください。
暑いと感じるかどうかに個人差があるので、
天窓(トップライト)遮熱ガラスを設置しても暑いと感じた際は遮光アイテムを用いることが大切です。
天窓(トップライト)にするかどうかで間取りや外観が大きく変わります。
家族や業者と十分話し合い、設置するかどうか判断しましょう。
天窓(トップライト)の交換や修理ご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
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