2023年04月23日
目次
天窓(トップライト)のガラスが割れた!その補修方法と費用とは?!
屋根に取り付けられた天窓(トップライト)。
採光性や換気性を上げられるのがメリットです。
ですが、何らかの原因で天窓のガラスが割れてしまうケースがあります。
雨水などの侵入を防ぐためにも、いち早く補修したいところ。
今回は、天窓の補修方法と費用について解説します。
住宅の天窓のガラスが割れたなどの悩みがある方は一度参考にしてください。
天窓のガラスが割れる原因
天窓のガラスがどうして割れるのか気になっている方も多いのではないでしょうか?
割れる原因として、以下のものが挙げられます。
・温度変化
・自然災害
まずは、天窓のガラスが割れる原因について説明します。
温度変化
急激な温度変化は天窓のガラスが割れる原因のひとつ。
直射日光を受けている部分と受けていない部分で温度差が発生します。
温度差が大きくなればなる程、天窓のガラスにヒビが入ります。
また、デコレーションシールやワイヤーを用いていると、温度差が発生するので、注意してください。
自然災害
台風などの自然災害が原因で天窓のガラスが割れる場合があります。
予想外の所から石などが飛んでくるかもしれません。
ガラスの割れた天窓の補修方法
ガラスが割れた天窓の補修方法は、天窓またはガラスの交換。
天窓が必要ないと感じた際は屋根の穴を防ぐのも選択肢に挙げられます。
新しい天窓に交換する際の手順
ガラスが割れた天窓を撤去し、新しい天窓に設置するまでに一体どのような工程が存在するか気になっている方も多いのではないでしょうか?
交換する際にさまざまな手順が存在します。
ここでは、新しい天窓に交換する際の手順について解説するので、一度チェックしてください。
現地調査
まずは現地調査で天窓や屋根の状態をチェック。
現地調査は見積もりやリノベーションプランの作成を行う上で欠かせません。
業者によっては、ドローンを用いて現地調査を行っているケースも存在します。
ガラスが割れた天窓の撤去
ガラスが割れた天窓と周辺の屋根材を撤去。
養生を行い、室内にゴミが入らないようにするのがポイントです。
新しい天窓の設置
ガラスが割れた天窓を撤去したら、新しい天窓を設置します。
天窓によってサイズが異なります。
ガラスが割れた天窓よりサイズが大きい場合、屋根に開いた穴を広げます。
防水処置
天窓をただ交換すれば良いわけではなく、雨漏り対策も重要。
防水シートを貼り、雨漏り対策を行います。
屋根材の設置
防水シートを貼った後、屋根材を新たに設置します。
設置し終えたら、新しい天窓の交換は完了です。
ガラスの割れた天窓の補修費用
ガラスの割れた天窓を補修する際、一体どのくらいの費用がかかるかも押さえておきたいところ。
十分な予算を用意できるか不安に感じている方もいるのではないでしょうか?
補修費用は以下の通りです。
・ガラスの交換:約6~10万円
・天窓の交換:約50万円以上
新しい天窓の選び方
天窓によって、機能が異なります。
気になる天窓を見つけたら、一体どのような機能があるかチェックしてください。
選ぶポイントは以下の通り。
・費用
・サイズ
・開閉できるかどうか
・カーテンがあるかどうか
・遮音性
ここでは、新しい天窓の選び方について説明します。
費用
天窓によって、費用が変わってきます。
気になる天窓がある方は予算の範囲内かチェックしてください。
サイズ
サイズも選ぶ基準に挙げられます。
天窓によって、屋根の穴をどのくらい広げるかが変わるからです。
また、住宅の印象に関わってくるのも理由のひとつ。
サイズ次第で住宅の印象が良くなる場合もあれば、悪くなる場合もあります。
開閉できるかどうか
天窓によっては、開閉できるタイプと開閉できないタイプに分けられます。
通気性を求めている方は開閉できるタイプに選択肢を絞ってはいかがでしょうか?
開閉できるタイプを選択する場合、開閉する方法もチェックしてください。
カーテンがあるかどうか
「天窓を設置しているけど、日差しで室内が暑い。」などの悩みを抱えている方もいます。
遮熱性を上げるためにも、カーテンがあるかどうかも把握する必要があります。
また、カーテンがあることでプライバシーを確保できるのもメリット。
自分や家族のプライバシーを守ることも長期に渡って住み続けるコツです。
遮音性
雨の音などが気になる場合、遮音性が優れているかチェックすることをおすすめします。
天窓により、遮音性が異なります。
自然災害が原因でガラスが割れた場合は火災保険の申請が大事
自然災害で天窓のガラスが割れた場合、火災保険を一度申請しましょう。
保険金で補修費用を賄うのも大切です。
経年劣化の場合、火災保険を利用できないので注意してください。
加入している火災保険の内容を一度チェックすることをおすすめします。
まとめ
天窓のガラスが割れた場合、ガラスまたは天窓そのものを交換することになります。
日差しで室内が暑くなるなどの悩みがある方は天窓を塞ぐのも選択肢のひとつ。
信頼できる業者に一度相談し、適切なアドバイスを受けてはいかがでしょうか?
自分に合った天窓を見つけ、快適な室内にしてください。
天窓(トップライト)の交換や修理ご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
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