2023年09月24日
目次
天窓(トップライト)のガラス交換方法とは?!
屋根に設置する天窓(トップライト)のガラスにヒビが入った・割れたなどの悩みを感じている方もいるのではないでしょうか?
採光性を高めるのに加え、換気のために天窓を設置する方が多いです。
ガラスの状態をチェックし、必要に応じて交換するのが大事。
今回は天窓のガラス交換方法について紹介するので、住宅について関心のある方は一度参考にしてください。
天窓のガラスが破損する原因
天窓のガラスにヒビが入ったり、割れる原因がいくつか存在します。
主な原因は以下の通り。
・経年劣化
・飛来物
・温度差
・ガラスに用いられているワイヤー
まずは天窓のガラスが破損する原因について説明するので、リノベ・リフォームを予定している方はチェックしてください。
経年劣化
天窓のガラスは年数の経過と共に劣化します。
ヒビが入った部分から破損していくため、注意が必要です。
ガラスの耐用年数が近づいていると判断したら、交換するかどうか検討したいところ。
普段から住宅の状態に気を配りましょう。
飛来物
石などの飛来物も天窓のガラスが割れる原因のひとつに挙げられます。
台風や霰などの自然災害が起きた際、天窓のガラスが割れていないか確認するのが大事。
温度差
屋内と外で温度差が発生すると、天窓のガラスが割れやすくなります。
エアコンを用いている場合、温度が大きくなるので注意してください。
ガラスに用いられているワイヤー
天窓のガラスによってはワイヤーが用いられている場合があります。
ワイヤーは熱を吸収しやすい性質を持っており、ヒビが入りやすいです。
リノベ・リフォームで天窓のガラスを交換する際、ワイヤーが用いられているかどうかチェックしたいところ。
天窓のガラス交換方法
一体どのように天窓のガラスを交換するのか気になっている方も多いのではないでしょうか?
以下の手順で行います。
現地調査
↓
天窓の撤去
↓
新しい天窓の設置
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防水処置による雨漏り対策
↓
新しい屋根材の設置
ここでは、天窓のガラス交換方法について解説します。
現地調査
まずは天窓や屋根の状態をチェックし、状態に応じたリノベ・リフォームのプランを作成。
場合によっては、リノベ・リフォームの規模が大きくなるかもしれません。
天窓の撤去
現地調査の後、既存の天窓や割れたガラスに加え、周囲の屋根材を撤去します。
雨漏りなどによって周囲の屋根材が破損している可能性があります。
新しい天窓の設置
撤去が済めば、新しい天窓を設置。
新しい天窓が既存の天窓に比べて大きい場合、屋根の穴を広げることになります。
リノベ・リフォームを進める際は天窓のサイズを意識するのが大切です。
防水処置による雨漏り対策
防水シートを貼り、雨漏り対策を行うのも天窓のガラス交換の一環。
長期にわたって住み続けるためには、雨漏りによる被害を最小限に抑えることも求められます。
新しい屋根材の設置
新しい屋根材を設置し終えたら、天窓のガラス交換は完了です。
住宅の雰囲気は屋根材によって変わってくるため、リノベ・リフォームのテーマやコンセプトに合った屋根材を見つけることが大事。
場合によっては天窓を塞ぐのも選択肢のひとつ
天窓が不要と感じた場合、天窓を塞ぐのも選択肢に挙げられます。
雨漏りの発生や耐用年数が近づいているのを機に塞ぐかどうか一度検討してはいかがでしょうか?
天窓から差し込む光による暑さや眩しさに悩まされにくくなるなどのメリットがあります。
塞ぐことにより、採光性が下がるなどの問題が発生するため、家族と一度話し合うことをおすすめします。
天窓について業者に一度相談するのが大事
天窓のガラス交換を信頼できる業者に依頼し、雨漏りなどの被害を防ぐことが大切。
数ある業者の中から一社を絞るためにも、情報収集を行いましょう。
ここでは、業者の選び方について触れていきます。
どのようなスタッフが在籍しているか
屋根の施工に関する資格を持つスタッフが在籍しているかどうかが判断基準に挙げられます。
天窓のガラス交換に慣れたスタッフにリノベ・リフォームを任せたいと感じている方が多いのではないでしょうか?
施工実績が豊富か
過去にどのような施工を経験したかを踏まえ、相談するかどうか判断してください。
工期や費用をチェックし、天窓のガラス交換の相場を理解するのも大切です。
見積書の内容が分かりやすいか
業者が作成した見積書に目を通してから、契約を進めていくことになります。
使用する天窓のガラスや屋根材だけでなく、施工内容や費用の内訳などを細かくチェックするのが大事。
どのような保証内容があるか
天窓のガラス交換後も定期的にメンテナンスを行うことになります。
業者が一体どのような保証を用意しているかを踏まえた上で相談・契約を進めてください。
まとめ
天窓のガラスは経年劣化などにより、割れてしまう可能性があるので注意が必要。
普段から住宅の状態に関心を持ち、リノベ・リフォームのタイミングを見極めましょう。
天窓を塞ぐ場合、暑さや眩しさなどの悩みを解消できる反面、採光性が下がるなどの問題が発生します。
納得のいく天窓リフォームを行うためにも、業者に一度相談し、どのような施工を行うか決めてください。
屋根からの雨漏りや天窓(トップライト)からの雨漏りのご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
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