2024年02月15日
目次
天窓枠に雨シミが?これって雨漏り?!
天窓枠に雨シミが発生して悩まされている方も多いのではないでしょうか?
住宅の不具合を見つけたら、いち早く対処し、被害が大きくなるのを防ぐことが大切です。
今回は天窓枠に雨シミが見られた場合、雨漏りが発生しているかどうかについて解説するので、気になる方は一度参考にしてください。
雨漏りが発生していると天窓枠に雨シミが見られる場合がある
天窓枠に雨シミが見られた場合、雨漏りが発生しているのでいち早く対処することが大切です。
天井や内壁などに問題がないかもチェックしてください。
住宅の状態によっては大規模なリノベ・リフォームを行うことになるかもしれません。
天窓から雨漏りが発生する原因
天窓から雨漏りが発生する原因として一体どのようなものがあるか気になっている方も多いのではないでしょうか?
住宅によって、原因が異なります。
ここでは、天窓から雨漏りが発生する主な原因をいくつか取り上げます。
ゴミや落ち葉
天窓周辺にゴミや落ち葉が溜まっていると、雨水が上手く流れず、板金内部に雨水が入り込む可能性があるので注意してください。
シーリング材の劣化
天窓枠の継ぎ目に施されたシーリング材の劣化も雨漏りが発生する原因の1つ。
シーリング材は天窓周辺の隙間を塞ぐのに用いられます。
天窓は雨風などによって、シーリング材は時間と共に劣化していきます。
結果、雨漏りが発生しやすくなるので、注意してください。
防水シートの劣化
天窓周辺に防水シートを貼り、雨水が住宅に入り込むのを防ぎます。
シーリング材と同様に防水シートも時間と共に劣化。
劣化していくのに伴い、雨漏りが発生する可能性が高くなります。
水切りエプロンの劣化
瓦屋根の場合、天窓の下側に水切りエプロンを設置し、雨水が瓦の上を流れるようにすることで住宅に侵入するのを防止。
経年劣化に伴い、水切りエプロンに穴が空いてしまうかもしれません。
結果、雨水が住宅に侵入し、天窓から雨漏りが発生しやすくなります。
台風などの自然災害
台風などの自然災害も天窓から雨漏りが発生する原因の1つです。
天窓や屋根材などが破損し、雨水が住宅に入り込みやすくなるので注意が必要。
飛来物によって、ガラスが割れることもあります。
割れたガラスから雨水が滴り落ちます。
施工不良
築年数が短いけど、雨漏りに悩まされている方もいるのではないでしょうか?
施工不良によっても、天窓から雨漏りが発生する可能性があります。
雨漏りを放置し続けると雨シミ以外にどのような問題が発生するか
雨漏りは天窓枠に雨シミを発生させるだけでなく、さまざまな問題を引き起こします。
ここでは、雨シミ以外の問題をいくつか取り上げるので、気になる方は一度チェックしてください。
木材の腐食
雨水によって、住宅に用いられている木材が腐食してしまいます。
結果、住宅の寿命が短くなるので注意が必要。
シロアリの発生
シロアリは湿気の多い木材を好みます。
木材を食べてしまうだけでなく、断熱材や電線をかじってしまいます。
木材の腐食と共にシロアリによって住宅の寿命がさらに短くなってしまうかもしれません。
資産価値の低下
雨漏りによって住宅の寿命が短くなるのに伴い、資産価値が低下してしまいます。
将来、売却する時を想定し、普段からメンテナンスを心掛けることが大切です。
雨水が滴り落ちている場合はバケツで対処するのが大事
雨水が滴り落ちているのを確認したら、バケツで雨水を受け止めてください
床などが雨水によって腐食する可能性があります。
バケツを置く前に新聞紙やタオルを敷き、その上からバケツを置くのがポイント。
雨水が床などに飛び散るのを防ぎましょう。
天窓の修理を行う業者の選び方
天窓枠に雨シミが発生しているのを確認したら、できる限り早めに業者に相談することが大切。
住宅の悩みを解消した上で思い入れのある住宅に住み続けたいと感じている方が多いのではないでしょうか?
納得のいく施工を行うためには、情報収集を十分行い、信頼できる業者を見つける必要があります。
ここでは、業者の選び方について触れていきます。
過去の施工事例
気になる業者を見つけたら、公式サイトに掲載されている過去の施工事例をチェックしてください。
写真で施工のイメージを掴むのはもちろん、施工内容などを踏まえた上で信頼できるかどうか判断することが大切です。
いつ創業・設立されたか
業者の歴史が長いかどうかもポイント。
創業年・設立年をチェックし、天窓の修理に長年携わっているか把握しましょう。
歴史が浅い場合、創業者やスタッフのプロフィールをチェックし、天窓や屋根の施工に関する経験が豊富かどうか判断することになります。
見積書が分かりやすいか
見積書に記載されている内容も契約を行うかどうかの決め手。
使用する部材や費用の内訳などを細かくチェックしてください。
天窓の修理について分からないことがある際は業者に質問することをおすすめします。
分からないことをそのままにしておくと、後でトラブルに発展するかもしれません。
保証が充実しているか
天窓の修理が完了した後、メンテナンスを定期的に行う必要があります。
業者の保証内容が充実しているかどうかを踏まえ、相談・契約を進めましょう。
まとめ
雨漏りにより、雨シミなどの問題が発生するので注意してください。
天窓枠やガラス、内壁などに変化が見られた際は業者に一度相談することをおすすめします。
適切なアドバイスを業者から受け、住宅に関する悩みを解消することが重要です。
屋根からの雨漏りや天窓(トップライト)からの雨漏りのご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
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