2022年11月14日
目次
- 1 なぜ天窓(トップライト)から雨漏りする?
- 2 天窓の交換ってどうやるの?
- 3 天窓(トップライト)の交換は室内に入るのですか?
- 4 天窓雨漏りの原因は枠内に雨水が溜まっていた
- 5 天窓を外した後は室内側の作業も屋根上から行います
- 6 天窓(トップライト)交換時の室内側って?!
- 7 天窓室内側の完成はこんな感じ
- 8 天窓のオーバーサイズ工法ってどんな感じ?!
- 9 オーバーサイズ交換工法のメリットデメリットは?
- 10 天窓枠のシミを見つけたらメンテのサイン
- 11 気になる天窓交換費用は?!
- 12 「天窓の雨漏りなどのトラブル」どこに相談すればいいの?
- 13 現在の天窓(トップライト)がベルックス以外の場合は?!
- 14 優良業者の探し方って?!
なぜ天窓(トップライト)から雨漏りする?
ほとんどの場合は経年劣化です。
そして天窓からの雨漏りを放置すれば柱などにも悪影響です。
雨漏りを放置すると逆に費用がかかってしまうんです
天窓の交換ってどうやるの?
まずは天窓(トップライト)の枠を外します
天窓(トップライト)は屋根の雨仕舞と深い関係があります。
雨漏りさせたくなければ天窓(トップライト)は必ず屋根の専門家に依頼して下さい
天窓を外してみました。
幸いにも柱や野地板にそれほど損傷は見られません。
天窓(トップライト)の交換は室内に入るのですか?
ほとんど入りません。
掃除と養生だけです。
写真のように天窓(トップライト)交換時に
木のくずなどのごみが室内に入らないように天窓(トップライト)を覆います
これを建築用語で「養生・ようじょう」と言います
天窓雨漏りの原因は枠内に雨水が溜まっていた
天窓(トップライト)を外すと大量の雨水が出てきました・・
どうやら天窓(トップライト)の枠内に雨水が溜まっていたようです
天窓を外した後は室内側の作業も屋根上から行います
実は室内側の作業も屋根上から行うのです。
屋根上から室内枠を取り付けます
この隙間を埋めるためです
天窓(トップライト)交換時の室内側って?!
多くの意場合このような天窓(トップライト)下部に白いモールを回します。
なぜならば新築時は
天窓(トップライト)取り付け後にクロス工事となるので
天窓(トップライト)交換時の取り合い部分のクロスがきれいじゃない場合があります。
天窓室内側の完成はこんな感じ
ガラス直下の枠が取り付けた枠です(ベルックス社純正枠)
天窓のオーバーサイズ工法ってどんな感じ?!
新しい天窓(トップライト)が取り付けられました
既存がべルックス以外の天窓(トップライト)の場合
そもそもサイズ規格も違うので
既存天窓(トップライト)よりも大きな天窓(トップライト)に変更する必要があります。
写真で見ると天窓外枠よりも内側に
白い枠が見えますか?
この白い枠が「既存天窓サイズ」です
赤線がその既存の天窓(トップライト)の箇所です
ちなみに
ベルックスからべルックス天窓(トップライト)を交換する場合は・・
天窓(トップライト)規格が同じなのでぴたっりと入りまさす。
オーバーサイズ交換工法のメリットデメリットは?
・電動開閉式が付けられない
・純正のブラインドは付けられない
です。
なぜならば可動部分が天窓(トップライト)枠近くにつくため
オーバーサイズだとメンテが出来なくなってしまうからです。
天窓枠のシミを見つけたらメンテのサイン
天窓枠のシミを
ここまで放置すると柱などにも影響するので注意が必要です
こちらも参考にしてみてください
現在ベルックスでは10年に一度のメンテナンスを推奨しています。
気になる天窓交換費用は?!
天窓交換工事(オーバーサイズ工法) 35万円(税抜き)でした。
今回は屋根の葺き替え工事と同時に行いました。
屋根工事や外壁工事と同時に行うことで
足場費用などを浮かせることが出来ます
屋根の葺き替え工事と天窓の交換工事が無事完了しました。
「天窓の雨漏りなどのトラブル」どこに相談すればいいの?
天窓(トップライト)補修は屋根の専門知識が不可欠な工事です。
かならず専門業者に依頼しましょう
現在の天窓(トップライト)がベルックス以外の場合は?!
ちなみ修理や交換依頼のはべルックス以外の場合の方が多いです。
現在、国内で天窓を販売しているメーカーは
・YKK
の3社ですがYKKはべルックのOEM品なので
実質「VELUXとLIXILだけ」の2社となっております。
現在ベルックスでは10年に一度のメンテナンスを推奨しています。
優良業者の探し方って?!
現在天窓(トップライト)のメンテナンスプログラムが存在するのが
「ベルックス」のみとなっております。
逆を言えばメンテンスできるのも「ベルックス」のみなんです。
ですので「ベルックスの認定施工店」から検索するのがベストです。
天窓ご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
・かわらぶき2級技能士
・瓦屋根工事技師
・瓦屋根診断技師
趣味
サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。