2024年03月02日
目次
天窓は交換する必要があるの？
屋根に設置されている天窓を交換する必要があるのか疑問に感じている方が多いのではないでしょうか？
思い入れのある住宅に少しでも長く住み続けるためには、住宅のメンテナンスを適切に行うことが大切。
今回は天窓を新たに交換する必要があるかについて取り上げます。
屋根のリフォームで天窓を交換するかどうか迷っている方は一度参考にしてください。
状態によっては天窓を交換する必要がある
天窓に何かしらの不具合がある場合、交換する必要があります。
雨風などに晒され続けているので、年数の経過と共に劣化していきます。
長年にわたって設置し続け、必要に応じて新しい天窓に交換してください。
天窓を交換するかどうか判断するためのポイント
新しい天窓に交換するかどうかのポイントは一体何か疑問に感じているのではないでしょうか？
主なポイントとして、以下のものが挙げられます。
・ガラスがヒビ割れしているか
・シーリングが劣化しているか
・天窓枠が歪んでいるか
・開閉しにくいかどうか
・耐用年数を超えているか
ここでは、天窓を交換するかどうか判断するための決め手について紹介します。
ガラスがヒビ割れしているか
天窓のガラスがヒビ割れしているかどうかが交換するかどうかのポイント。
ヒビから雨水が侵入し、雨漏りが発生する可能性があります。
普段から住宅の状態に気を配り、ヒビを確認した際は天窓の交換を検討してください。
シーリングが劣化しているか
天窓を屋根に設置する際にシーリングを隙間に用います。
シーリングもガラス同様に雨風などに晒され続けます。
結果、年数の経過と共にシーリングが劣化し、雨漏りが発生しやすくなるので注意が必要。
天窓枠が歪んでいるか
天窓枠に歪みが発生していると、雨水が住宅内に侵入しやすくなります。
雨漏りが発生した際、天窓枠もチェックしてください。
開閉しにくいかどうか
天窓が開閉しにくいと感じたら、新たに交換することをおすすめします。
完全に閉じないことが原因で雨水が住宅内に侵入する可能性もあります。
耐用年数を超えているか
天窓の耐用年数が超えているかどうかも判断基準の1つ。
住宅に設置されている天窓を何年設置しているかを把握し、耐用年数が超えているのを確認したら交換の準備を進めてください。
天窓を交換するメリット
天窓を交換するメリットがいくつか存在します。
ここでは、どのようなメリットが得られるかについて触れていきます。
雨漏り対策に繋がる
天窓だけでなく、シーリングや防水シートなども交換するため、雨漏り対策に繋がるのがメリット。
ガラスの汚れや曇りを解消
年数の経過と共にガラスの汚れや曇りが目立ちます。
天窓を交換することでガラスの汚れや曇りを解消できるのもメリットに挙げられます。
汚れを落とすのに苦労している方も多いのではないでしょうか？
断熱性・遮熱性の向上
断熱性・遮熱性の向上も天窓を交換するメリットの1つです。
暑さや寒さを対策することで室内での過ごしやすさが変わってきます。
保証がつく
長期間の保証がつくのも天窓を交換するメリット。
天窓によって、保証期間が異なります。
天窓を交換する際の注意点
天窓を新しくする際、十分な予算を用意することが大切です。
リノベ・リフォームの規模が大きくなることで想像以上に費用がかかるかもしれません。
不要だと感じた際は天窓を塞ぐのも選択肢の1つ
天窓を塞ぎたいと感じている方も中にはいるのではないでしょうか？
撤去しても採光性や風通しに問題ないかを踏まえた上で塞ぐ準備を進めてください。
天窓の交換・撤去を行う業者の選び方
天窓の交換・撤去を信頼できる業者に依頼することが大切。
情報収集を十分行い、トラブルを避けましょう。
ここでは、業者の選び方について触れていきます。
業者の施工事例
過去の施工事例を業者の公式サイトからチェックしてください。
写真だけでなく、施工内容や工期、費用などからリノベ・リフォームのイメージを掴むことが重要です。
在籍しているスタッフ
どのようなスタッフが業者に在籍しているかも選ぶ決め手。
天窓の交換・撤去に関する資格を取得しているかなどを踏まえた上で相談するかどうか判断しましょう。
見積書の内容が分かりやすいか
見積書に一体どのような内容が記載されているかを踏まえ、相談・契約を進めていく必要があります。
費用の内訳などについて分からないことがある際は質問してはいかがでしょうか？
天窓などに関する疑問をそのままにしておくと、後でトラブルに発展するかもしれません。
どのような保証があるか
天窓の交換・撤去が済んだら終わりではなく、メンテナンスを定期的に行うことになります。
保証内容が充実しているかどうかを踏まえ、相談することをおすすめします。
まとめ
天窓が著しく劣化しているのを確認したら、交換・撤去をできる限り早めに行うことが大切。
年数が経過していくにつれ、汚れなどが目立つようになります。
信頼できる業者に適切なアドバイスを受け、納得のいく施工を行ってください。
天窓の修理や天窓（トップライト）からの雨漏りのご相談はこちらまで
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0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは？
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは？
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは？
国交省所管の公益法人（社）全日本瓦工事業連盟（全瓦連）が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
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