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コロニアル(スレート材)の差し替えについて

今日はコロニアル(スレート材)の差し替えについて解説したいと思います

 

コロニアル(スレート材)とは 5.5ミリのセメント板です

 

5.5ミリと 薄いので 人が乗ることによって割れてしまうケースが少なくありません

 

コロニアル(スレート材)の割れる原因の 最も多いのは上記のような 人によるもの

 

例えば訪問してくる 屋根業者さんが コロニアル(スレート材)に不具合があるので登らせてほしいということがあると思いますが 絶対に載せないでください

 

 

なぜならば そういう理由でコロニアル(スレート材)は割れてしまうためです

 

一度ヒビが入ってしまうと そこからコロニアル(スレート材)は劣化しやすく 強風などで飛んでしまう原因になります

 

それでは 壊れているコロニアル(スレート材)を外してみます

 

 

こんな感じでコロニアル(スレート材)1枚だけ外すことができます

 

この外すときに 専用の スレーターズリッパーと呼ばれる工具を使います

 

 

もともとあったコロニアル(スレート材)の釘穴は残ってしまうので そこに関しては ボンドで塞ぎます

 

ちなみにコロニアル(スレート材)が割れたからといって

すぐに雨漏りに直結するわけではありません

 

なぜならば今ここで見えている 下に防水シートが 雨水を防ぐからです

 

 

外した後は新しいコロニアル(スレート材)を差し替えます

 

このようにほかのコロニアル(スレート材)と色は違ってしまいますが綺麗に仕上がりました

 

成田

セメント瓦から 陶器平板瓦への葺き替え工事について

セメント瓦から 陶器平板瓦への葺き替え工事について

 

 

瓦を下ろして 軽い板金に葺き替える屋根工事はとても多いのですが

 

セメント瓦から 陶器平板瓦へは 実はそんなに多くありません

 

 

皆さんやはり 耐震性などを考慮して 軽量なものを選ぶ傾向にあるようです

 

 

ですが セメント瓦から 陶器平板瓦へのメリットは確実に存在します

 

まずは その耐久性能です

 

 

陶器平板瓦への場合 ほとんど 屋根材の色の経年劣化はありません

 

それは 焼き物であるという部分が 理由になってきます

 

あらゆる屋根材にはメリットデメリットが存在します

 

 

また 瓦の場合は 桟木工法などを 採用しているので

 

野地板と瓦の間に空間があり 通気性にも優れています

 

メディアの影響により 瓦イコール危ないもの というイメージがある方も多いかもしれませんが

 

実はそんなことはなく 新しい物件のほとんどは 災害で瓦が脱落ということはありません

 

脱落している 多くの物件は 30年以上全く何もメンテナンスをされていない瓦屋根のお宅です

 

ですので 今回のようなセメント瓦から 陶器平板瓦への葺き替え工事はおすすめです

 

成田

 

 

 

スレート棟板金の 交換について

スレート棟板金の 交換について 今日はお伝えしたいと思います

 

スレート屋根で もっとも最初に痛む箇所は スレート棟板金です

 

なぜならば 板金の下地に 木を使っている為です。

 

台風などの強風によって スレート棟板金が飛ばされたという事例は 数多くあり

 

スレート屋根の ほとんどは この棟板金による 被害となります

 

ですので 屋根の塗装のみを行う際にも スレート棟板金の交換はおすすめです

 

なぜならば 塗装用に足場がかかったときに同時に行うことが望ましいからです

 

それでは既存のスレート棟板金を外してみましょう

 

 

このような状態になっています

 

スレート棟板金を外した後に綺麗に掃除をします

 

 

もともとあった釘穴などはシリコンなので 塞ぎます

 

 

新しく下地木を打ち付けます

 

 

ここで 樹脂木の方がいいのではないかという声も聞こえてきそうですが

 

樹脂木 万能ではなく 歴史も浅いため 棟の下地に使うのはいかがなものかと考えております

 

今回はお客様の要望もあり木製を使います

 

全ての 棟下地を打ち付けた後に 次は棟板金を取り付けます

 

 

今の棟板金と 30年前の棟板金 パッと見は一緒ですが

 

30年前のものは カラー鉄板と呼ばれていて

現在の ガルバリウム鋼鈑とは大きく違いますジョイント部分などにもきちんとボンド付けをして

 

 

 

完成です。

 

成田

IG工業の スーパーガールテクト カバー工法について

今日は IG工業の スーパーガールテクト カバー工法についてお伝えしたいと思います

 

すべての屋根工事言えることですが

 

防水シート ルーフィングはとても重要な 部分です

 

 

まずは タディスセルフカバー 全面を覆います

 

 

その後は スーパーガールテクトを施工して行きます

 

 

スーパーガールテストの塗装は チヂミ塗装という 少し特殊な 仕上げとなっております

 

 

これの特徴は 傷が目立ちにくいという点にあります

 

また ガルバリウム屋根材の中でも 後発 であるので

 

材質も 多少いいものを使っています

 

 

換気棟などに関しては ほかの屋根材と同様に水切りで立ち上げて施工します

 

 

 

 

完成が楽しみです

 

成田

屋根の防水シート(ルーフィング)の金額差について?

屋根の防水シート(ルーフィング)の金額差についてお答えしたいと思います

 

実は屋根の防水シート(ルーフィング)安いものと 高いものだと 2倍以上の開きがあります

 

屋根の防水シート(ルーフィング)は 施工後は全く見えないので

 

 

 

安く済まそうと思えば 当然安い防水シート(ルーフィング)を使います

 

ではなぜ安いものと 高いものが存在するのでしょうか

 

それは 素材と製造方法に違いがあります

 

ライナールーフなどの 芯に不織布を使ったものは

 

 

不織布に アスファルトを染み込ませる技術が必要です。

 

もともとルーフィングは 紙をベースとして作られていたので

 

この製造 方法を使うとコストがかかってしまいます

 

ですので 安い屋根の防水シート(ルーフィング)はいまだにベースが紙なのです

 

ただ 紙であれば当然 破けるリスクが高まります

 

このように 折り曲げなければいけない場面で 切れてしまう確率が上がっていきます。

 

 

皆さん こだわるのは屋根材だけでなく 屋根の防水シート(ルーフィング)にも 目を向けてみましょう

 

なぜならば もっとも困る雨漏れに直結するのは

 

 

屋根の防水シート(ルーフィング)の劣化だからです。

 

成田

 

屋根の てっぺんの 棟板金が外れそうですよ?!

近くで工事をしている 職人さん風の人に こんなことを言われるケースが多いと思います

 

お宅の 屋根の てっぺんの 棟板金が外れそうですよ。

 

 

確かによく見てみると なにやら出っ張っている様子です。

 

こんな感じですね。

 

ではこれについて解説したいと思います。

 

ちなみにこのようなケースで 弊社に連絡があることは 少なくありません。

 

実はこの 出っ張っている物は

 

棟換気と呼ばれる 屋根の役物板金です。

 

これが棟換気本体

換気棟板金を外すと このように 野地板が切ってあり 空気が抜ける構造になっています

 

板金を外すとこんな感じ

 

現在は 出っ張っているものと そうでいないもの の2種類がありますが

 

10年以上前の住宅ですと 出っ張っているものの方が多い印象です。

 

ですので このようなことを言われても 絶対に屋根に人をあげないでください。

 

なぜならば スレート割れの多くは人が乗ったことによる踏み割れです

 

点検のために上って割ってしまっては 何のために点検したのか分からなくなってしまいます

 

充分ご注意ください

 

成田

今日は 天窓(トップライト)塞ぎ工事の 写真をご覧いただこうと思います

今日は 天窓(トップライト)塞ぎ工事の 写真をご覧いただこうと思います

 

生活スタイルの変化により 天窓(トップライト)が不要になったというお宅も多いと思います

 

 

また サッシからの光で充分 などの理由もあります。

 

確かに天窓(トップライト)は とても明るく 生活に潤いを与えてくれますが

 

定期的なメンテナンスも必要になってきます

 

不要であれば 天窓(トップライト)を外してしまうというのも1つの選択肢ではないかと思います

 

それでは 天窓(トップライト)を外してみましょう

 

 

まず天窓(トップライト)周りの 屋根材を外します

 

なぜならば 天窓(トップライト)の 枠が 屋根材の方まで入っているためです

 

天窓(トップライト)を外すと 今まで室内に光を取り込んでいた 筒が見えてきます

 

中に ほこりやごみが入らないように ビニールで養生します

 

その後は その開口に合わせた ベニヤ板を上に乗せます

 

 

そして天窓(トップライト)端部を防水処理し ルーフィングを貼ります

 

 

ここで気をつけて欲しいのが 屋根専門業者でない場合

 

雨仕舞が分からないので 防水処理に不安が残ってしまうという点です

 

(雨仕舞とは屋根の防水に関する特殊技能です)

 

ですので 天窓(トップライト)撤去にしても 天窓(トップライト)交換にしても 屋根専門業者に お願いするのがベストということになります

 

なぜならば防水処理の不備が 雨漏れに直結するためです

 

天窓(トップライト)周りの防水処理が終わったら

今回は屋根カバー工法なので 理念粘着ルーフィング(タディスセルフカバー)を全面に貼り込みました

 

 

これで下地の準備が完了です。

 

こちらも併せてごらんください。

 

 

 

成田

雪国じゃないけど雪止めって必要なの?!

今日は 雪止めについてのお話をしたいと思います

 

雪止めとは その名の通り 雪を止める 金具です

 

このような形状をしています

 

 

ではなぜ 雪を止める必要があるのでしょうか

 

雪というのは 一度屋根に乗ると 少しずつ溶けます

 

その溶けたものが ゆっくりと塊になります

 

雪と聞いて それほど危ないイメージはないと思いますが

 

これが雪の塊となるとそれは話が違います

 

塊になることによって かなりの重さになり それが カーポートや 車に落ち

 

大きな被害になるケースもあります。

 

また 忘れてはならないのが 雨どいへの影響です

 

塊のまま 軒先に落ち それが雨どいを曲げてしまいます。

 

ですので 塊のまま下へ落とさないためにも 雪止めが必要なのです。

 

 

今回は 屋根カバー工法の 工事中に取り付けました

 

仕上がるとこんな感じです

 

 

こちらも併せてごらんください。

 

成田

スタッフ募集中!

天窓の専門店(成田屋商店)では

 

スタッフを募集しております

 

 

募集要項の詳細は こちらにあります

 

もしご興味ありましたら

 

 

ご連絡お待ちしております

今回は カバー工法に使うルーフィングを お伝えしたいと思います

カバー工法に使う ルーフィングについて

 

屋根の防水で 最も大切なのは ルーフィングです

 

いくら屋根材が きれいでも ルーフィングがボロボロでは

 

雨漏れのリスクが高まります。

 

なぜならば 仕上げ屋根材のみでは 完全には防水できないからです

 

今回は カバー工法に使うルーフィングを お伝えしたいと思います

 

 

成田屋商店では 標準で タディスセルフカバーという ルーフィングを使用しています

 

理由は 耐久性と 粘着力による作業性です。

 

カバー工法の場合は ルーフィングを留め付ける時に タッカー留め(ホチキスの大きなものと想像してください) をしますが

 

カバー工法の場合は 下地がスレートのため タッカー留めができません

 

ですので 粘着タイプを使うことになります

 

 

この粘着タイプのルーフィングは 緩勾配の屋根にも 使用します

 

 

なぜならば タッカー留めをする必要がなく 穴を なるべく空けない ことが求められるからです

 

 

天窓の交換などと一緒に屋根カバーをする場合も同様です。

 

成田